フォルスクラブを手掛けるイー・ラーニング研究所はかつて上場を考えていた
By Jh7zxGSF
上場の審査は非常に厳しく、そして、細かいです。
業務フローが守られているかどうかを確認することはもちろん、
審査員が実際に現地まで足を運んで工場の責任者に話を聞くことまでします。
意外と足を使っていることに驚きです。
これなら上場の審査に時間が掛かるのも納得ですね。
昔、フォルスクラブを手掛けるイー・ラーニング研究所に上場の話がありましたが、
今は沈黙しています。
上場は簡単には通らず、そもそも審査をお願いするだけでも多大な費用が掛かります。
審査中は検査のために工場がストップするかもしれませんので、
そう簡単には依頼できるものではないのです。
幸い、フォルスクラブは工場で作るたぐいのものではありませんので、
工場が止まる心配はありません。
しかし、パソコン業務をしている最中に部外者が来ると、
やはり業務に支障が出るかもしれません。
余程の自信が無い限り、上場審査は依頼しない方がいいのです。
かなりレアなケースですが、上場審査を取り下げることもあります。
株を売るということは、経営権を何割か売り渡すことで、
同業他社から買収される危険があります。
大量に買われないと経営に関しては口出しできませんが、
気を付けないとどこかでたくさん株を買われているかもしれません。
また、審査は2年近くかけて行われますので、
その間に経営方針が変わっている場合があります。
フォルスクラブを手掛けるイー・ラーニング研究所は審査自体をお願いしていませんが、
そうした経営方針の転換で、上場を諦めた可能性が高いかもしれませんよ。